2008年JARL HQ局の件

● 速報 2008年は24位に !!

 2008年の日本のHQ局 8NxHQは24位と発表されました。得点の詳細は、 Score 4,727,544  QSOs 9,820  Mult 281 です。なお、全体の1位〜30位は次のとおりです。

 JARLのHQ局は一昨年の5局から10局に倍増、その成果がどう出るか 注目しました。
 結果は、スコアは全体で24位(2007年は30位)とアップ、交信局数 でも19位と健闘しました。一方、マルチ数では28位でスコアとマル チの格差は、このコンディション下ではやむを得ないと思われまし た。
 アジアに目を転じると、JARL HQ局はR0HQ(6,901Q, 339M, 8,508,900 P)に次いで2位を確保。2007年に負けたBxHQ(中国)に雪辱を果たし た恰好でした。
 北米HQ局とのマッチでは、例年、W1AWとはいい勝負をしていますが、 圧勝。欧州HQ局は、ゾーン27,28,29相互の交信が3点となることや、 また近接するゾーンも多く、この低コンディションではJAからなかなか 食い込めないのが現状です。
 健闘できた理由としては、全バンド・モードでJARL HQ局とのQSOを 狙う局が増えてきていることで、これは有難いことです。 2009年はさらに上位を目指して頑張りましょう。多くの皆さんのHQ局との交信をお待ちいたします。(TNX JF1SQC)

CALL   SCORE        QSO     MULTS

EF8U   23,193,708  11,239   443
EM5HQ  20,235,170  20,332   485
TM0HQ  20,014,137  17,174   429
GB7HQ  19,672,786  16,835   434
DA0HQ  18,453,150  22,179   450
SN0HQ  16,795,728  16,187   459
9A0HQ  16,313,647  15,183   437
OM8HQ  16,195,166  14,174   457
OL4HQ  15,587,110  13,882   434
IUxHQ  13,825,564  13,763   422

E7HQ   13,782,277  13,902   421
YT8HQ  13,256,295  12,857   433
S50HQ  13,042,632  12,186   419
OE1A   11,755,800  11,473   420
YR0HQ  11,681,351  11,540   439
HG8OHQ 11,588,577  11,090   429
LX0HQ   9,913,923   8,916   369
PH6Q    9,423,036   8,967   366
R0HQ    8,508,900   6,901   339
LZ7HQ   7,921,207   9,059   389

YL4HQ   7,184,308   7,794   359
CS8HQ   6,769,950   7,041   330
LY0HQ   5,562,074   6,760   329
8NxHQ   4,727,544   9,820   281
EW5HQ   4,545,018   5,696   306
HB9HQ   4,428,837   6,469   321
BxHQ    3,316,068   4,293   252
OP0HQ   3,006,432   4,242   264
VA2RAC  2,627,548   3,328   266
CX1AA   2,494,700   2,354   260
2009年QST誌3月号に結果が公表されました。
2009年全結果が公表されました。 (2009.02.25UP)

2007年JARL HQ局の栄誉を称えた「Certification」が昨年暮れに届きました
2008年暮れにIARUからJARL事務局に届いた2007年のチャンピオンシップコンテストのアチーブメントアワード。250以上の交信数あるいは75以上のマルチを得た参加局に贈られるもの。
 なお、JAの一般参加局へはHQ局分よりも早く同年秋ごろに到着しており、JARL事務局経由で発送済みです。
↑ 2009年1月6日UP

4波以上と交信された方のリストをアップしました。昨年に比しても200局以上の増加となりました。皆さんどうもありがとうございました!
 記念証はただいま準備中ですので、しばらくお待ちください。 (2008.9.1 update)
■4波以上と交信された方のリスト


コンテスト終了、さっそくレポートが寄せられてきました。
■8N3HQ 兵庫県神戸市から運用レポート
■8N8HQ 北海道岩見沢から運用レポート
■8N2HQ 静岡県裾野市から運用レポート
■8N1HQ 東京都港区から運用レポー




■8N3HQ 神戸局から運用レポート


阪大ARCの現役部員 アンテナ群
8N3HQ神戸の全オペレータ 雨中のアンテナ建設

■写真左上から:メインオペを務めた阪大ARCの現役部員:手前から横井、村上、河口。その右はアンテナ:40mCWは、メインの3エレ八木とそのサイドをカバーするDP、垂直DP、国内用インVの4本を切り替えながら運用した。局数は昨年とほぼ同じであったが、マルチは過去最高を記録した。
写真左下は、8N3HQ神戸の全オペレータ:手前左から:横井、JP3PZD、2列目:河口、JA2VUP、JA3ODC、奥:村上、JL3MCM、JH3PRR。オペしているのはW6から駆けつけたJA3ODCとJA2VUPのコンビ。写真右下は、コンテストに先立ち、雨の中サブアンテナ群を建設する部員達。(TNX JH3PRR)
↑ 2008.8.5 UP

■8N8HQから運用レポート


戦いすんで 交信中
コンテスト前にBBQ

■8N8HQ 北海道岩見沢市では、20m(14MHz)PHを担当。オペレーターは4人で臨みました。
■写真は、左上の写真がコンテストを終えてすっきりと記念写真 前列左からJA8CDT、その右がJH8SLS、後列左からJR8VSE、右がJE8KKX。右上の写真は、交信中の写真 左からJR8VSE、JE8KKX、後ろがJA8CDT。最下段の写真は説明の必要もなく、どなたでも経験のありそうな、コンテストを前にBBQを楽しむメンバー。
↑ 2008.7.31 UP



■8N2HQから運用レポート


JK1FNL JF1NIW
JE1CKA ANT群 クリックしてください
7K1NCP JQ2GYU

■コンテスト当日に使用した21MHz用の32mHモノバンド5エレ八木は、マストトップにセットされています。(その下はCD-78と14MHz用モノバンド5エレ八木です)左側のクランクアップタワーは縮めたままにしておきました。(こちらには上から7/10MHz用2エレ八木,24MHz用2エレHB9CV,18MHz用モノバンド5エレ八木がのっています)。
■写真は、左上から、JK1FNL 小林さん、右上がJF1NIW 大塚さん。2段めは左がJE1CKA 熊谷さん。3段目は左が7K1NCP 両澤さん、右下がJQ2GYU 櫻井さんです。(TNX JQ2GYU)
↑ 2008.7.29 UP



■8N1HQから運用レポート


シャックで全員 ANT 地上高35m
JA1CCO

■写真とレポートは8N1HQからの速報 東京都港区赤坂から運用した、FEDXP運用グループの皆さん。今年は雷雲による空電もなく、ジャミングにも悩まされず、快適な24時間でした。交信は、160m CW 300余局、10m SSB 700余局と交信。いづれも昨年の交信記録を上回りました。
■写真左上は、シャックにて運用者の記念写真:左から JA1HGY JA1CCO JH6RTO JA1WPX。左下は、10m SSB 運用者 JA1CCO 写真右は、160m 地上高 35mのタワー頂部から下ろしたスローパー10m 地上高 23mのタワー頂部の 5ele YAGI (TNX JA1HGY)
↑ 2008.7.14 UP


IARU HFチャンピオンシップコンテストが
7月12日〜13日に開催!
 今年も、恒例の「IARU HF ワールド チャンピオンシップ コンテスト」が7月12日(土)21時〜13日(日)21時までの24時間、開催されます。
 下表にあるように今年はJARL HQ局も10局が参加予定です。みなさん、ぜひコンタクトお願いいたします。日本から参加する場合の、ルールを簡単にご紹介しましょう。 詳細はこちら(英文)
 コンテスト期間中にJARL HQ局と4波以上で交信された局には、JARLビューロー経由で記念の達成証を送るとともに、その方のコールサインをJARL WEB上に掲載してその栄誉を称えます。皆さん頑張ってください。
 なお、2007年の4局達成証は大変遅くなっておりますが、近くビューローへ送付いたしますので、該当の方々には、暫くお待ちいただくようお願い申し上げます。このことにつきましては参加者、支援者に大変ご迷惑をおかけしており、深くお詫びいたします。

開催日時:2008年7月12日(土)21時JST〜13日(日)21時JST (JN夏号P27掲載の日付は誤りで、こちらが正しく訂正してお詫びします)
使用できるバンド:160m〜10mまでの6バンド。
電波型式:CWまたはPhone。
参加部門・種目
 シングルオペ・Phoneのみ (電力別にHigh, Low, QRP種目あり)
 シングルオペ・CWのみ  (電力別にHigh, Low, QRP種目あり)
 シングルオペ・Mix (電力別にHigh, Low, QRP種目あり)
 マルチオペ・シングルTX(Mixのみ。10分間ルールあり)
   電力別種目は、High=出力150W超、Low=出力150W以下、QRP=出力5W以下。
交換ナンバー:RS/T + ITUゾーン番号(日本は45)
得点
・同一ITUゾーン内の局/HQ局/IARU役員局との1交信1点
・同一ITUゾーン内で異なる大陸の局との1交信1点(日本はITUゾーン45であり、ゾーン45内では異なる大陸は存在しないため、この項目は日本からの参加者には不要です)
・同一大陸で異なるITUゾーン内の局との1交信3点
・異なる大陸の局との1交信5点
(なお、Mix部門では同一局のCWとPhoneによる交信はそれぞれ得点になる)
マルチプライヤー
 バンドごとの(モードごとではない)、ITUゾーン数+HQ連盟の数。なお、IARU役員についてはバンドごとに最大4(AC, R1, R2, R3)を加算できる。
 HQ局およびIARU役員局については、ゾーンとしてはカウントできない。
書類の提出先と締切日
 書類の提出先は IARU International Secretariat, Box 310905, Newington, CT 06111-0905 USA 電子申請は IARUHF@iaru.org  締め切りはコンテスト終了後30日以内、今年は2008年8月12日(火)まで。なお詳細は こちら

↑ 2008.6.23 UP


JARL HQ局 10局が決定!
 3月末まで公募していましたJARL HQ局が次の10局に決まりました。コンテスト中の「運用バンド・モード」など詳細は次のとおりです。

運用バンド・
モード
Callsign 運用場所 運用グループ名など(オペレーター)
160m
(1.8/1.9) CW
8N1HQ 東京都港区 FEDXP有志グループ (JA1HGY、JA1WPX、JA1CCO、JH6RTO)
80m (3.5) CW 8N2HQ 愛知県知多郡 東別院アマチュア無線研究会 (JA4LIK、JA2WKT、JH2SON、JA2XYO)
80m
(3.5/3.8) Ph
8N2HQ 岐阜県中津川市 チームひるかわ (JA2BNN、JH2AMH、JF2IWL、JK2XXK)
40m (7) CW
8N3HQ 兵庫県神戸市 大阪大学アマチュア無線クラブ (河口泰大 Yasuhiro Kawaguchi、村上尚隆 Hisataka Murakami、横井宇慧 Takaaki Yokoi、JA2VUP、JA3ODC、JH3PRR、JL3MCM、JP3PZD)
40m (7) Ph
8N4HQ 岡山市 JH4WBYグループ (JS1PWV、JF3NRI、JA4ITW、JH4CES、JH4IFF、JH4NMT、JH4UTP、JH4VDP、JH4WBY、JE4MHL、JF4ETK、JR4ISF)
20m (14) CW
8N3HQ 兵庫県三木市 Kansai Crazy Contesters (JH3AIU、JG3KIV、JR3IXB)
20m (14) Ph
8N8HQ 北海道岩見沢市 KITAコンテスト (JH8SLS、JR8VSE、JE8KKX、JA8CDT)
15m (21) CW
8N2HQ 静岡県裾野市 Paper DXers (JE1CKA、JK1FNL、7K1NCP、JF1NIW、JQ2GYU ※事前PR運用:JK1FNL、JQ2GYU、JJ2VLY)
15m (21) Ph
8N1HQ 千葉県君津市 東京大学コンテストクラブ (JA1DYB、JF1SXY、JG1ILF、JG1OWV、JG1VGX、JM1LPN、7L4HHE、JM4WKT、JI6CUK)
10m (28) CW
8N3HQ 奈良市 関西HQグループ (JL3JRY、JA3HBF、JS3CTQ、JL3DYW、JF3EIG、JM3UGA、JG3RWX、JH3LSS、JF3PLF、JA3ARJ)
10m (28) Ph
8N1HQ 東京都港区 FEDXP有志グループ (JA1HGY、JA1WPX、JA1CCO、JH6RTO)

↑ 2008.5.30 UP  (2008年8月6日更新)

2008 IARU HF チャンピオンシップコンテスト」に参加する
連盟本部局の公募について (募集は終了しました)


 IARU主催の「2008 IARU HF チャンピオンシップコンテスト」(7月12日(土) 21時 〜13日(日) 21時JST、全24時間)に参加する連盟本部局を運用していただく個人あるいはグループを、昨年と同じ次の条件で、公募します。
 参加を希望する個人/グループは、個人/グループ名、(グループの場合は連絡者の)住所・氏名・コールサイン・TEL・e-mailアドレス、運用予定場所、運用可能バンド・モードを記載したものをJARL事務局運用課宛て (mailto:oper (at) jarl.or.jp FAX:03-5395-3134。なお、前記メールアドレスの (at) は@マークに変えてください) に、3月31日までにご連絡ください。
(昨年の同コンテストの模様はこちらからご覧になれます)


【連盟本部局の条件など】

  • 連盟本部局はバンドおよびモードごとに異なるコールサインの使用が認められています。運用可能な波は次の11波。:1.8-CW, 3.5-CW, 3.5-SSB, 7-CW, 7-SSB, 14-CW, 14-SSB, 21-CW, 21-SSB, 28-CW, 28-SSB
  • 空中線電力は1kW(少なくとも500W)で24時間トラブルなく運用できることが望ましい。
  • コンテスト運用において十分な実績を有する局であることが望ましい(個人/グループは問いません)。
  • 運用に係る必要経費(QSLカード作成費ほか若干の連盟補助を除く)を負担していただきます。
  • 無線設備は、無線局の指定事項変更に伴う落成検査などを行う場合も含み、運用者で準備していただきます。
  • バンド・モード別に最大11局のエントリーは可能ですが、数局のエントリーを予定していますので、予定を超える応募があった場合や局数や運用バンドなどに調整が必要な場合は、IARU-HQ-WG(ワーキンググループ)で協議のうえ決定させていただきます。 (2008/2/28 up)

2008.5.1 UP

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